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職場でのハラスメント防止を学ぶ
多様なハラスメント

多様化するハラスメント

職場におけるパワーハラスメント対策が 事業主の義務になり、ハラスメントへの意識が高まっています。ここでは、本サイトで取り上げた3つのハラスメント以外の職場で問題になりやすいハラスメントについて解説します。

マタニティハラスメント(マタハラ)

マタニティハラスメント(マタハラ)とは?

職場における妊娠・出産・育児休暇等に関するハラスメントは「制度等の利用への嫌がらせ型」と、「状態への嫌がらせ型」があります。

「制度等の利用への嫌がらせ型」とは
次に掲げるような出産・育児・介護に関連する制度又は措置(制度等)の利用に関する言動により、就業環境が害されるものをいいます。
  1. 産前休業(基準法第 65 条)
  2. 妊娠中及び出産後の健康管理に関する措置(母性健康管理措置)(均等法第 12 条、第13 条)
  3. 軽易な業務への転換(基準法第65条)
  4. 変形労働時間制がとられる場合において法定労働時間を超える労働時間の制限、時間外労働及び休日労働の制限並びに深夜業の制限(基準法第66条)
  5. 育児時間(基準法第67条)
  6. 坑内業務の就業制限及び危険有害業務の就業制限(基準法第64条の2、第64条の3)
「状態への嫌がらせ型」とは
次に掲げるような、女性労働者が妊娠したこと、出産したこと等に関する言動により、就業環境が害されるものをいいます。
  1. 妊娠したこと
  2. 出産したこと
  3. 産後の就業制限の規定により就業できず、又は産後休業をしたこと
  4. 妊娠又は出産に起因する症状(つわり、妊娠悪阻(にんしんおそ)、切迫流産、出産後の回復不全等、妊娠又は出産をしたことに起因して妊産婦に生じる症状)により労務の提供ができないこと若しくはできなかったこと又は労働能率が低下したこと
  5. 坑内業務の就業制限若しくは危険有害業務の就業制限の規定により業務に就くことができないこと又はこれらの業務に従事しなかったこと

マタハラの例

2つの型からマタハラになり得る例を挙げます。なお、業務状況や体調配慮等の観点から業務上の必要性に基づく言動によるものはハラスメントに該当しません。

出展:厚生労働省リーフレット 令和4年度版 職場における・パワーハラスメント対策 ・セクシュアルハラスメント対策 ・妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント対策 は事業主の義務です!

「制度等の利用への嫌がらせ型」
  • 産前休業の取得を上司に相談したところ、「休みを取るなら辞めてもらう」と言われた。
  • 時間外労働の免除について上司に相談したところ、「次の査定の際は昇進しないと思え」と言われた。
「状態への嫌がらせ型」
  • 上司に妊娠を報告したところ「他の人を雇うので早めに辞めてもらうしかない」と言われた。
  • 上司・同僚が「妊婦はいつ休むかわからないから仕事は任せられない」と繰り返し又は継続的に言い、仕事をさせない状況となっており、就業をする上で看過できない程度の支障が生じている(意に反することを明示した場合にさらに行われる言動も含む)。
  • 上司・同僚が「妊娠するなら忙しい時期を避けるべきだった」と繰り返し又は継続的に言い、就業をする上で看過できない程度の支障が生じている(意に反することを明示した場合にさらに行われる言動も含む)。

マタハラに関する参考動画

  • マタハラ

    マタニティハラスメントから女性を守る職場へ。

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    令和5年11月30日

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    マタハラさせない安心の職場へ 対策&対処法

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    令和4年11月1日

企業として取り組むハラスメント防止対策

ハラスメント防止対策に取り組むことは、自社の社員を守るだけではなく、社内外から評価され“優秀な人材が集まる”“新たな事業の芽が育つ”といった会社の成長戦略にもつながるはずです。職場におけるセクシュアルハラスメント等の防止措置を講じてきた経験を活かしつつ、様々な種類のハラスメントについても防止対策に取り組みよりよい職場環境をめざしましょう。

パタニティハラスメント(パタハラ)

パタニティハラスメント(パタハラ)とは?

「パタニティハラスメント」とは、育児休業等制度を利用しようとする男性、または利用した男性へのハラスメントを指します。
令和3年4月に厚生労働省が発表した「職場のハラスメントに関する実態調査」によると、過去5年間に勤務先で育児に関する制度を利用しようとした男性労働者の26.2%が、育児休業などを理由にした嫌がらせ(パタハラ)被害の経験があると回答しています。内容としては「上司による、制度等の利用の請求や制度等の利用を阻害する言動」が53.4%と最も高く、育児休業の利用を42.7%の人が諦めた経験があることがわかっています。

パタハラの例

パタハラになり得る例を挙げます。なお、業務状況等の観点から業務上の必要性に基づく言動によるものはハラスメントに該当しません。

出展:厚生労働省リーフレット 令和4年度版 職場における・パワーハラスメント対策 ・セクシュアルハラスメント対策 ・妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント対策 は事業主の義務です!

パタハラの例
  • 育児休業の取得について上司に相談したところ、「男のくせに育児休業をとるなんてあり得ない」と言われ、取得をあきらめざるを得ない状況になっている。
  • 産後パパ育休の取得を周囲に伝えたところ、同僚から「迷惑だ。自分なら取得しない。あなたもそうすべき」と言われた。

パタハラに関する参考動画

  • パタハラ

    男性も育児に関わる企業風土をつくろう。

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    • パタハラ

    令和5年11月30日

  • パタハラ

    パパも育児参加ができる会社へ パタハラ対策

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    • 経営者
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    令和4年11月1日

企業として取り組むハラスメント防止対策

ハラスメント防止対策に取り組むことは、自社の社員を守るだけではなく、社内外から評価され“優秀な人材が集まる”“新たな事業の芽が育つ”といった会社の成長戦略にもつながるはずです。職場におけるセクシュアルハラスメント等の防止措置を講じてきた経験を活かしつつ、様々な種類のハラスメントについても防止対策に取り組みよりよい職場環境をめざしましょう。

SOGIハラスメント(SOGIハラ)

SOGIハラスメント(SOGIハラ)とは?

「SOGI」(ソジ)は、性的指向(sexual orientation)と性自認(gender identity)の頭文字をとった略称です。この表現は、特定の性的指向や性自認の人のみを対象とする表現ではありません。
SOGIハラとは、性的指向や性自認に関連した、精神的・肉体的嫌がらせを行うことを指します。
性的マイノリティの当事者は、そうではない人に比べると、社会的に受け入れられにくいこと、雇用の現場で不利益を被りやすいこと、その結果自殺念慮の割合が高いことが指摘されています。職場で自分らしく働くことが難しいとも言われており、就業継続が難しくなることや、心身に支障をきたすこともあります。にもかかわらず、当事者の直面する困難は周囲には見えにくいため、理解や共感を得られにくく、企業による取組はなかなか進んでいません。

SOGIハラの例

SOGIハラになり得る例を挙げます。なお、業務状況等の観点から業務上の必要性に基づく言動によるものはハラスメントに該当しません。

SOGIハラの例
  • 人格を否定するような言動を行うこと。相手の性的指向・性自認に関する侮辱的な言動を行うこと。
  • 労働者の性的指向・性自認や病歴、治療等の機微な個人情報について、当該労働者の了解を得ずに他の労働者に暴露する。(アウティング)
  • 本人の意思に反した配置転換や退職勧奨を行う。
出展:厚生労働省 多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業の事例集~性的マイノリティに関する取組事例~

SOGIハラに関する参考動画

  • SOGIハラ

    個性を認め合うことで、SOGIハラをなくそう。

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    • 人事担当
    • SOGIハラ

    令和5年12月22日

  • SOGIハラ

    SOGIハラ知っていますか?

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    • 経営者
    • 管理職
    • 人事担当
    • 従業員
    • SOGIハラ

    令和5年1月30日

企業として取り組むハラスメント防止対策

ハラスメント防止対策に取り組むことは、自社の社員を守るだけではなく、社内外から評価され“優秀な人材が集まる”“新たな事業の芽が育つ”といった会社の成長戦略にもつながるはずです。職場におけるセクシュアルハラスメント等の防止措置を講じてきた経験を活かしつつ、様々な種類のハラスメントについても防止対策に取り組みよりよい職場環境をめざしましょう。

リモートハラスメント(リモハラ)

リモートハラスメント(リモハラ)とは?

「リモートハラスメント」とは、在宅や遠隔地、外出先等でのテレワーク・リモートワークで起きる、パワハラやセクハラなどの様々なハラスメントの総称を指します。

リモハラの例

リモハラになり得る例を挙げます。
※ これらの例は限定列挙ではありません。また個別の事案の状況等によって判断が異なることもありえますので、事業主の方は十分留意して、リモハラに該当するか微妙なものも含め広く相談に対応するなど適切な対応が必要です。

リモハラの例
  • オンライン会議システムへの接続で上司より後に接続(入室)した同僚や部下を叱責する。
  • オンライン会議システムで接続環境が悪い場合に、一方的に同僚や部下を責める発言をする。
  • 電話やメールで簡易的に対応できる内容にもかかわらず、オンライン会議システムを設定することを強要する。
  • 同僚や部下がオンライン会議システムに接続しているカフェ、ホテル、自宅などの場所に対して、何かにつけて文句や嫌味を言う。(例えば、「なぜその場所で接続しているんだ。もう帰る準備をしているのか?」「さぼっているのか?」などの発言)
  • 在宅でオンライン会議システムに接続している同僚や部下に対して、在宅だから起こり得る家族の声や環境に対して文句や嫌味を言う。
  • 在宅でオンライン会議システムに接続している同僚や部下に対して、背景が映るカメラの位置を不必要に指定、強要する。
  • オンライン会議システムに参加している同僚や部下に対して、顔を出すか出さないかは会社のルールで自由にもかかわらず、顔出しすることやマスクを外すことを強要する。
  • リモートワーク中に1日中、常時接続することを強要して同僚や部下を監視する。
  • リモートワーク期間中に同僚や部下が在宅中であることを口実に就業時間が終了しているにもかかわらず、オンライン飲み会に参加することを強要、又は断りづらい雰囲気を作りだすことでプライベートの時間を与えない。

リモハラに関する参考動画

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    テレワークを安心して行うためのリモハラ対策

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    • リモハラ

    令和6年1月31日

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    テレワークの導入で要チェック!リモハラとは?

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    令和5年1月30日

企業として取り組むハラスメント防止対策

ハラスメント防止対策に取り組むことは、自社の社員を守るだけではなく、社内外から評価され“優秀な人材が集まる”“新たな事業の芽が育つ”といった会社の成長戦略にもつながるはずです。職場におけるセクシュアルハラスメント等の防止措置を講じてきた経験を活かしつつ、様々な種類のハラスメントについても防止対策に取り組みよりよい職場環境をめざしましょう。

セクシャルハラスメント(セクハラ)

セクシュアルハラスメント(セクハラ)とは?

職場におけるセクシュアルハラスメントには、「対価型」と「環境型」があります。

「対価型セクシュアルハラスメント」とは
労働者の意に反する性的な言動に対する労働者の対応により、その労働者が解雇、降格、減給等の不利益を受けるものが「対価型」です。
「環境型セクシュアルハラスメント」とは
労働者の意に反する性的な言動により労働者の就業環境が不快なものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じるなど、その労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じるものが「環境型」です。

セクハラの例

セクシュアルハラスメントの状況は多様であり、判断に当たり個別の状況を斟酌する必要があります。
※ これらの例は限定列挙ではありません。また個別の事案の状況等によって判断が異なることもありえますので、事業主の方は十分留意して、職場におけるセクハラに該当するか微妙なものも含め広く相談に対応するなど適切な対応が必要です。
出展:厚生労働省リーフレット 令和4年度版 職場における・パワーハラスメント対策 ・セクシュアルハラスメント対策 ・妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント対策 は事業主の義務です!

「対価型セクシュアルハラスメント」
  • 事務所内において事業主が労働者に対して性的な関係を要求したが、拒否されたため、その労働者を解雇すること。
  • 出張中の車中において上司が労働者の腰、胸などに触ったが、抵抗されたため、その労働者について不利益な配置転換をすること。
  • 営業所内において事業主が日頃から労働者に係る性的な事柄について公然と発言していたが、抗議されたため、その労働者を降格すること。
「環境型セクシュアルハラスメント」
  • 事務所内において上司が労働者の腰、胸などに度々触ったため、その労働者が苦痛に感じてその就業意欲が低下していること。
  • 同僚が取引先において労働者に係る性的な内容の情報を意図的かつ継続的に流布したため、その労働者が苦痛に感じて仕事が手につかないこと。
  • 労働者が抗議をしているにもかかわらず、同僚が業務に使用するパソコンでアダルトサイトを閲覧しているため、それを見た労働者が苦痛に感じて業務に専念できないこと。

セクハラに関する参考動画

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    組織の文化変革 セクハラに対する適切な教育や、啓発活動を行おう。

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    今こそ確認!セクハラ対策

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    令和5年1月30日

企業として取り組むハラスメント防止対策

ハラスメント防止対策に取り組むことは、自社の社員を守るだけではなく、社内外から評価され“優秀な人材が集まる”“新たな事業の芽が育つ”といった会社の成長戦略にもつながるはずです。職場におけるセクシュアルハラスメント等の防止措置を講じてきた経験を活かしつつ、様々な種類のハラスメントについても防止対策に取り組みよりよい職場環境をめざしましょう。

マイクロアグレッション

マイクロアグレッションとは?

「マイクロアグレッション」とは、言動の背景に、相手方が属する特定のグループ(人種、性別、性的指向、性自認、障害等)に 向けた偏見や、無理解、差別が含まれていることにより、発言等をした本人の意図にかかわらず、相手を傷つけてしまうことをいいます。 マイクロ(micro)は「小さな」、アグレッション(aggression)は「攻撃」を意味するとおり、 日常における些細な言動が攻撃となってしまうことから、「自覚なき差別」などともいわれています。 このような言動の背景には、相手方の属するグループに対する無知や思い込みがあることが多く、 それゆえに、無自覚に相手に不快な思いをさせたり、相手を傷つけたりしていることもあるため、注意が必要です。

マイクロアグレッションの例

「●●なのに××ですね。」「さすが●●だから、××ですね。」など、相手の属するグループに対する偏見や先入観を前提とした発言
発言 問題点
(外国人なのに)
日本語が上手ですね。
奥ゆかしくて日本人ぽいですね。
外国人は日本語ができない/権利主張が強いという偏見や思い込みが入り込んでいる。
さすがブラジル出身だからサッカーが上手ですね。 ブラジル出身者はサッカーができるというステレオタイプが入っており、本人の努力が無視されている。
(欧米人だから)肌が白くて羨ましい。
(黒人だから)日焼けを気にしなくてよさそう。
人種に対する偏見や思い込みが入っている。
女性なのに会社で出世をしていてすごい。
女性なのに仕事ができますね。
女性は出世ができない/女性は能力が低いという偏見がある。
若いのにやる気がある。
新入社員のわりに頭の回転が速いね。
若者や新入社員はやる気がない/能力が低いという偏見がある。
年なのに集中力がある。
その年でパソコンに詳しいなんてすごい。
年齢が上の人は集中力がない/パソコンが使えないという偏見がある。また、あなたは年寄りだという隠れたメッセージがある。
真面目で誠実そうな印象でしたがLGBTとは意外ですね。 LGBTが真面目ではなく、誠実ではないとの誤った偏見がある。
「●●のくせに××だ」など、相手の属するグループに対する偏見やステレオタイプが入り込んでいる言動
発言 問題点
女のくせに文句を言うな。
女のくせに生意気だ。
女性は男性のいうことに従うべきというステレオタイプが入っている。
女のくせに家事育児をせずに残業するのか。 女性は仕事より家事育児を優先すべきという偏見が入っている。
男のくせに声が小さい。
男のくせに体力がない。
男性は声が大きい、体力があるという偏見が入っている。
新入社員のくせに元気がない。 若者は元気よくあるべきというステレオタイプが入っている。
言動の背景に●●はこうあるべきだ/こういうものだという偏見やステレオタイプが入り込んでいる言動
発言 問題点
家事や育児に協力的だなんてよい旦那さんを持ちましたね。 家事や育児は男性はせず女性がするものであるという偏見が背景にある。
(女性に対して)男性に生まれてくれば良かったですね。 女性では社会で活躍できない/女性は男性に劣っているものだという偏見がある。
女性なのに何故そんなに働きたいのですか。 女性は仕事よりも家庭に入るべきだというステレオタイプがある。
受付や応対は必ず女性から選出する。
資料のコピーは必ず女性に頼む。
お茶出しやコピー取り等の雑務は女性のするべき仕事であるという先入観がある。
大事な仕事は必ず男性社員に頼む。 女性は仕事ができない、能力が劣っているものだという偏見がある。
(女性に対して)彼氏/(男性に対して)彼女はいるの? 異性愛を前提とした問いかけになっている。
男なのだから結婚して一人前だ。 結婚は必ずすべきであるというステレオタイプがあり、結婚をしていない者は未熟であるという隠れたメッセージがある。
その年で独身ということはLGBTなのですか。 異性を恋愛対象とする人は結婚しているものだという先入観がある。
トランスジェンダーなら男性の気持ちと女性の気持ちの両方がわかっているのでしょう。 トランスジェンダーに対する無理解がある。

企業として取り組むハラスメント防止対策

マイクロアグレッションは、些細な攻撃の名のとおり、本人も周りも気づかないことも多く、仮に指摘されても、自分は褒めたつもりであった、相手が気にしすぎである、といった認識で片付けてしまいがちです。
これを防止するには、マイクロアグレッションの問題を認識させるべく、社内のイントラネットやハラスメント研修等でマイクロアグレッションの存在やその例、またこれを看過することの弊害を、周知、啓発することが何よりも重要です。
これに加え、仮にそのような言動があった場合でも、気づいた人が指摘しやすい職場環境を整えることや、気軽に相談できる相談窓口を設けることを通じ、言動が繰り返されたり、被害者が抱え込んだりすることを防ぐことが重要です。

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